2018-02-21 第196回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第3号
最後に、日本側の対ロ戦略といいましょうか、対ロ政策の根幹が、二〇一三年十二月に日本が史上初めて策定しました国家安全保障戦略と呼ばれる国家戦略文書の中に記載されております。
最後に、日本側の対ロ戦略といいましょうか、対ロ政策の根幹が、二〇一三年十二月に日本が史上初めて策定しました国家安全保障戦略と呼ばれる国家戦略文書の中に記載されております。
○大野元裕君 ならば、その戦略面で少しお伺いをしたいんですが、総理が鳴り物入りでおつくりになったNSCですけれども、このNSCにおいては我が国の国益に従った対ロ戦略について当然、ウクライナ情勢の悪化以降、様々な議論がなされていると承知をいたします。閣僚レベルでこれらの協議がなされたのか、その場合いかなる対応を取るという形にされているのかをお伺いいたします。
ただし、私、何でもきょう率直に述べてよろしいならば、安倍さんがやっている包括的、総合的対ロ戦略というのは基本的に正しいと思っているんですね。 それはどういうことかというと、安倍さんがロシアを訪問するお帰りか行く前に、中東の、同じく資源を提供してくれる国をお回りになっていること。
迫って、かつ、こういうやりとりになるということは、ちょっとここらで対ロ戦略の根本的な練り直しみたいなものが必要な時期に来ているのではなかろうかな、率直に僕はそんな気が、そこまでしたんですよ。 それで、これは大変失礼な言い方になるかもわからないんですが、お許しくださいね。極東研究所のビクトル・クジミンコフ上級研究員はこんな発言をしているんです。
ですから、私が申し上げている対ロ戦略の練り直しというのは、やはりカードとして、交渉事の進め方。 今、日ロ間の経済依存というのはかなり進行してきております。
そういうことで、大変強気な交渉といいますか、ということがあるわけでございますが、その辺について、やはりこれまでは経済協力をてこに外交交渉をするというようなやり方でどちらかといえば対ロ戦略といいますか外交戦略というものがあったように思うんでございますが、現在の大臣の戦略というものをお聞かせいただきたいと思います。
今恐らく様々な交渉がなされているとは思うんですが、こういった政治的な流れと現場の温度差を考えて、日本の対ロ戦略、この力点というのは局長的にはどの辺に置いていくつもりですか。
そして、これは別に、外務省にも優秀な方たくさんおられますけれども、内外の知恵を集めて対ロ戦略の構築、単独じゃなくて国際戦略の中での構築と。 例えば、私は昨日の外交防衛委員会でも外務大臣にお尋ねをいたしましたけれども、日本が安全保障理事会の常任理事国になるとすれば、ロシアはビートーを持っていますね。こういうことも考えてやらないといけないと思いますので、是非その御決意を御披瀝いただきたいと思います。
ですから、この問題に関してはもっと慎重であるべきであり、今のこのタイミング、特に今、北方四島問題を抱えて日本の対ロ戦略というものが明確でない、こういう段階でもう自動的にロシアが入ってくるということは日本の安全保障、日本の外交姿勢にとって大変な脅威であるわけですね。 この問題に関して、一体日本は今までどういう準備をしてきたのかということをまずお聞きしたいわけであります。どうしてこれに賛同したか。
一体どういうつもりでどういう対ロ戦略をやっていたのか、もう我々もわからない。外務委員会でありながら何もわからない。 こういうような状況の中で、ロシアがずっと入ってくる。今まで我々は、言うなれば、自由主義圏のプレッシャーでロシアに対して圧力をかけていたわけですよ。ところが、その中に、それにロシアがもうお仲間になってしまう。一体どうやって我々はこの北方四島を取り戻していくんですか。
○安住委員 確認しますが、帰属の問題をしっかりと確定した上で平和条約を結んで、それで四島の返還の具体的なプロセスに入るというのが田中外交の対ロ戦略ということでよろしいですか。
そういう意味で、今後の我が国の対ロ外交、あるいは対ロ戦略というか、そういう面は再検討を余儀なくされるのか、あるいはどういう立場で進めていかれようとするのか、今回の訪ロの成果というか結果を踏まえて、外相の率直な御見解と今後の対ロ外交について御見解を賜りたいと存じます。
本当は川奈提案も明らかにした上で北方領土問題も含むもっと包括的な対ロ戦略というのを練る必要があるのではないかと私は思っておりますが、もし何か所感があればお伺いします。